函館市は最近、学校図書館の蔵書の充実に力を入れ始めた。数年前までは、学校によって図書館の程度に差が大きく、古書図書館といってもいいほどの図書館も見られた。
 学校図書館は、本がそろっていればそれだけでいいものではない。児童生徒への本のアプローチと活用
方法の指導、適当な選書、本以外のメディアの充実が求められる。
 学校だけの資料ではなく、公共図書館や学校間のネットワークでさらに、図書館の力は増強される。
先進的なアメリカや日本の小学校では、図書館が、生きる力を生むものとして整備されている。
以下はこの本の要約である。
学校図書館は急激に変わっている。 本を読む部屋から学校教育の中核としての学びの場となってきている。平成20年の学習指導要領の改訂では、「生きる力」をはぐくむ点が主題となっており、そこでは学校図書館の役割が大きくなる。
平成15年に12学級以上の学校に司書教諭の配置が義務化され約6割の学校に配置され、変化してきている。学校図書館には、読書センター、学習センター、情報センターの3つの機能をもっている。
学校図書館の対象は児童生徒だけでなく教職員も入り、一般公衆に利用させることもできる。これからの学校図書館は学びの場としてクローズアップされる。
探究型学習を 進めるには、学校図書館ネットワークと学校図書館支援センターの活動がそれを支援することができる。現代の学校図書館は資料が多様化しておりとしょメディアといわれる。それに対応するには施設も変化している。校舎の中央に図書館を置く学校もできている。
子供に読書を喚起するには、読み聞かせ、ブックトークがあり、読みを深めるには読書感想文、読書感想画、読書へのアニマシオン、読書会がある。
中等教育では情報活用能力を高める指導、方法、設備が備えられなければならない。グローバル社会への理解、現代社会を生きる力を養うには総合学習が必要でそれにたる足る学校図書館の充実が求められている。
東京中野区啓明小学校の「くりぐら図書館」では子供参加型図書館で活用されている。

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学校図書館の活用名人になる
学校図書館協議会 編    国土社

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